中古車販売店にとって、在庫を中古車情報サイトに掲載することは集客の大きな柱です。 一方で「カーセンサーの掲載料はいくらか」「グーネットに載せるといくらかかるのか」は、調べてもはっきりした金額が見つからないことが少なくありません。 この記事では、大手の中古車掲載サイトの料金がどの程度公開されているかを公式サイトで確認した結果と、 掲載サイトを比べるときの料金の考え方を整理します。
カーセンサーの掲載料はいくら?
株式会社リクルートが運営する「カーセンサー」には、販売店向けの掲載案内ページ(広告掲載のお申し込み)があります。 2026年10月27日に確認した時点で、このページには具体的な掲載料金や料金表は掲載されていませんでした。 ページでは「それぞれの販売店様のニーズをお伺いし、最適な掲載プランをご提案いたします。」とされており、 掲載料金は販売店ごとの提案・見積もりで決まる形です。
同ページに書かれている申し込みの流れは、おおむね次のとおりです。
- 問い合わせフォーム(無料相談)から連絡する
- 担当者と打ち合わせをし、掲載プランの提案を受ける
- 申し込み(古物商許可証のコピーなどを用意。審査あり)
- 掲載用の撮影・情報の入稿
正確な金額を知りたい場合は、同ページから問い合わせて、自店の在庫台数や地域を伝えたうえで見積もりを取るのが確実です。
グーネットの掲載料はいくら?
株式会社プロトコーポレーションが運営する「グーネット」についても、2026年10月27日に公式サイトを確認した範囲では、 販売店向けの掲載料金の料金表は見当たりませんでした。 掲載を検討する場合は、運営会社へ問い合わせて、プランや費用の説明を受けることになります。
インターネット上には大手掲載サイトの料金の目安をうたう情報もありますが、出典が示されていないものや、時期が古いものも含まれます。 掲載料金はプランや地域、掲載台数などによって異なると考えられるため、他店の話やネット上の金額をそのまま当てはめず、自店の条件で見積もりを取ることをおすすめします。
大手の掲載料金はなぜ公開されていないことが多い?
大手の中古車掲載サイトでは、料金が一律の定価ではなく、販売店の状況に合わせて組み立てられることが多いためと考えられます。 たとえば、掲載する台数、掲載する地域、写真の枚数や表示位置などのオプション、雑誌など他の媒体との組み合わせによって、必要な費用は変わります。 そのため、料金表を公開するよりも、担当者がヒアリングしてプランを提案する形が取られていると考えられます。
販売店の側から見ると、見積もりを取るまで費用がわからないため、複数のサービスを同じ条件で比べにくいという面があります。 次の章で紹介する料金の考え方を押さえておくと、見積もりを受け取ったときに比べやすくなります。
中古車掲載サイトの料金体系にはどんな種類がある?
中古車に限らず、掲載型の集客サービスの料金は、主に次のような要素の組み合わせで決まります。 実際にどの方式が採られているかはサービスやプランによって異なるため、見積もりの際に確認しましょう。
| 料金の種類 | どんな仕組みか | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 初期費用 | 契約時や掲載開始時に一度だけかかる費用 | 登録料・撮影費・設定費などが含まれるか |
| 月額固定 | 毎月決まった金額で掲載できる方式 | 掲載できる台数の上限、最低契約期間 |
| 掲載台数課金 | 掲載する台数(枠)に応じて費用が変わる方式 | 1台あたりの単価、台数を減らしたときの扱い |
| 反響課金 | 問い合わせや見積もり依頼など、反響の件数に応じて費用がかかる方式 | 何を1件と数えるか、重複やいたずらの扱い |
| 成約課金 | 実際に売れたときに手数料がかかる方式 | 成約の確認方法、手数料の計算方法 |
| オプション | 上位表示、写真枚数の追加、特集枠などの追加費用 | オプションなしでどの程度見てもらえるか |
固定費型は費用が読みやすい反面、反響が少ない月も同じ金額がかかります。 反響課金や成約課金は、成果に応じて費用が発生する分、反響が多いほど費用も増えます。 どちらが合うかは、在庫の台数、回転の速さ、商圏の広さによって変わります。
掲載サイトを比べるときは何を見ればいい?
総額でいくらかかるか
月額だけでなく、初期費用、オプション、最低契約期間を含めて、1年間でいくらかかるかで比べると、サービスの違いがわかりやすくなります。
1件の反響・1台の成約にいくらかかっているか
掲載後は、問い合わせの件数や来店・成約の件数を記録し、「掲載費 ÷ 反響数」「掲載費 ÷ 成約台数」を出してみましょう。 サイトごとの費用対効果を、同じ物差しで比べられます。
どんなお客様が集まるか
全国から幅広く集客できるサイトもあれば、地域に絞って集客するサイトもあります。 遠方からの問い合わせが多くても来店や納車につながりにくい場合もあるため、自店の商圏に合ったお客様に届くかどうかも大切な観点です。
掲載作業の手間
在庫の登録や更新にかかる時間も、実質的なコストです。在庫管理システムとの連携や、複数サイトへの一括掲載ができるかも確認しておきましょう。
複数の掲載サイトを併用してもいい?
掲載サイトは1つに絞る必要はなく、複数を併用して集客する方法もあります。契約内容によって条件がある場合もあるため確認は必要ですが、 サイトごとに集まるお客様の層が違うことを踏まえ、全国向けのサイトと地域向けのサイトを組み合わせるといった使い分けも考えられます。 費用のかからないサービスを試しに加えて、反響を見てから判断するのもひとつの方法です。
ベータ版期間中は掲載無料の「カージモ」
カージモは、日本カーネット株式会社が運営する、現在地から近い順に中古車を探せる中古車情報サイトです。 掲載台数の多さではなく「近さ」で選ばれるサイトとして、来店できる距離のお客様に在庫を届けることを目指しています。
カージモは現在ベータ版のため、販売店の掲載料金はかかりません。料金についてのページに掲載している内容は次のとおりです。
| 初期費用・登録料 | 0円(ベータ版のため無料) |
|---|---|
| 月額利用料 | 0円(ベータ版のため無料) |
| 車両掲載料 | 0円(ベータ版のため無料) |
| 掲載可能台数 | 無制限(ベータ版のため無料) |
| 自社サイトへの在庫埋め込み | 0円(ベータ版のため無料) |
| 成約手数料・紹介料 | 0円(成約時の手数料はいただきません) |
| お問い合わせ受信 | 0円(件数の制限なし) |
- お客様からのお問い合わせは、電話・メールで貴店へ直接届きます。カージモが商談に介在することはありません。
- 掲載車両は諸費用込みの支払総額で表示されます。
- 登録の際にクレジットカード等の決済情報はお預かりしていません。掲載の停止・解約はお申し出のみで、違約金・手数料はかかりません。
- 他の掲載サイトとの併用に制限は設けていません。
- お申し込みはWebで完結し、運営の承認後に管理画面から在庫を掲載できます。
有料化の時期・内容は現時点で未定です。将来的に有料化する場合は、料金体系と開始時期を開始日より前にお知らせすることとしています。 詳しくは料金についてと利用規約をご覧ください。
※ カーセンサー・グーネットの掲載料金に関する記述は、2026年10月27日に各社の公式サイトを確認した時点の内容です。
最新の料金・プランは各社にお問い合わせください。
※ 出典:カーセンサー「広告掲載のお申し込み」(https://www.carsensor.net/mediapromotion/index.html)、グーネット(https://www.goo-net.com/)。
※ 「カーセンサー」は株式会社リクルート、「グーネット」は株式会社プロトコーポレーションのサービスです。